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SEO
2020.06.12

担当者必見のWEBページのUXの重要指標コアウェブバイタルとは

担当者必見のWEBページのUXの重要指標コアウェブバイタルとは

googleが発表したWEBページのUXの重要指標コアウェブバイタルとは全てのWEB担当者にとって重要な情報になるかと思います。

大きく「LCP」「FID」「CLS」の3つの指標があります。

LCP(Largest Contentful Paint)

意味的には最大コンテンツの描画という意味でブラウザの表示範囲内で最も大きなコンテンツ(動画のサムネイル画像・画像・テキストを含むブロック要素等)そのページのメインとなるコンテンツの表示時間を表します。

ページ速度速度の概念を更にメインコンテンツに焦点を充てた内容ですね。

FID(First Input Delay)

意味は「初回入力遅延」でユーザーがページ内で最初にアクション(クリック・タップ・フォーム入力等)を行った際にブラウザが反応するのにかかった時間を表します。

CLS(Cumulative Layout Shift)

意味は「累積レイアウト変更」で視覚要素の安定性を示す指標になります。
ユーザーが意図しないレイアウトのずれがどれぐらい発生独自のレイアウトシフトスコアで表します。

意図しないレイアウトのずれとは下記のような事です。

  • スライダーの読み込み時に全ての画像が一瞬表示されてから生成される
  • 画像や広告の読み込みが遅く本文が下に流れてしまった
  • リンクをタップしようとしたら広告が予期せず現れて広告をタップしてしまった

サポートツールやランキングへの影響は?

この3つの指標「コアウェブバイタル」に基づいてこれらを改善することがユーザー体験の向上につながると考えられています。

googleのツールでは下記がコアウェブバイタルのデータをサポートするようです。

  • Search Console
  • PageSpeed Insights(ページスピード インサイツ)
  • Chrome ユーザーエクスペリエンス レポート
  • Lighthouse
  • Chrome デベロッパーツール
  • Chrome 拡張

これらのコアウェブバイタルがランキングに組み込まれるのは2021年以降を予定している様です。

まとめ

詳細はまだこれからの様なので慌てて対応する必要は無いです。

また、これまでのgoogleのアップデートもそうですが目的はユーザーにとって良いサイトの情報を提供するという事なので煽り記事やSEO会社の営業に乗る必要も無いという事です。

検索ランキングも売上に関わる部分なので非常に重要ですがユーザーの目線に立ってより良いコンテンツを提供すれば自然とインデックスされていく考え方ですね。

本来サイト検索のランキングはユーザーにとって良い情報・体験が得られるための物ですから意図してランキングを上げようとするSEO(検索エンジン最適化)という言葉自体が無くなるなり違う物に変わっていくかもしれませんね。

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この記事を書いた人

ひらず

WEBディレクター、デザイナー、フロントエンドエンジニア、投資家、会社オーナー 2007年に同志と起業、2009年に法人化、2018年にHira's.netを設立。
WEBデザイン、コーディング、ディレクター等WEB制作全般に幅広く携わっています。